アナボリックステロイドの驚異的な筋肉増強効果が普通じゃない件

アナボリックステロイドの驚異的な筋肉増強効果が普通じゃない件

ステロイドと筋肉には、密接な関係があることをご存知ですか?そもそも「ステロイ・ド」という言葉を聞くと、ニキビや肌荒れなどの皮膚の炎症を抑えたり、花粉症対策の薬というイメージがありますが、筋肉と密接な関係のあるステロイドは全くの別物です。

こちらでは、筋肉に大きな影響を与えるステロイド「アナボリックステロイド」についてお話をしていきます。

最初に簡単にお伝えしておきますが、「アナボリックステロイド」とは、アメリカを代表する偉大な俳優であるシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガー、スポーツ選手のベンジョンソンも使用していたという筋肉増強剤(蛋白同化ステロイド)のことです。

今回は「アナボリックステロイドとは?」というテーマで、アナボリックステロイドがあまりよく分からない方へ驚くべき筋肉増強効果をご紹介いたします。 

アナボリックステロイドとは

一般的には「ステロイド」と呼ばれていますが、正式名称は「アナボリックステロイド」、ドーピング薬剤として扱われます。

アナボリックステロイドには、摂取したたんぱく質を細胞組織に変換する作用があり、これを「蛋白同化作用」と呼ぶことから「蛋白同化ステロイド」とも呼ばれています。

アナボリックステロイドは、この蛋白同化作用を利用して悪性腫瘍、骨粗鬆症、体力消耗状態の改善や再生不良性貧血、慢性の腎疾患の治療など、医薬品としての役割も担っているのです。

摂取方法は2パターン

アナボリックステロイドの摂取方法は、「錠剤」「筋肉注射」の2パターンです。携帯して手軽に摂取できることや、効果に即効性があるのは錠剤タイプですが、副作用が出る可能性が高いというデメリットもあります。

筋肉注射は痛みも伴うため、口からの摂取と比べて簡単にできる方法ではありませんが、効果の大きさと持続性という面では、注射タイプの方が優位であると言えるでしょう。

筋肉を増やす薬

筋肉を増やしたい場合、一般的にはトレーニングによって負荷をかけたり、良質のたんぱく質を意識して摂取することにより、コツコツと筋肉の質と量を高めていくものです。

しかし、アナボリックステロイドを使えば、短期間で劇的な筋肉増強が見込まれます。簡単に言えば、筋肉を増やす薬なのです。

飲むほどに筋肉が付き、それに筋トレを加えればよりたくましい筋肉の完成が見込まれます。アナボリックステロイドによる驚異的な筋肉の成長は筋トレと食事改良のみでは絶対に得ることのできないレベルであると言われております。

スポーツ界やエンターテインメント界への拡大

筋肉増強剤(蛋白同化ステロイド)であるアナボリックステロイドは、1950年代に開発されました。ボディビルやウェイトリフティングの世界で使われ始めたことがきっかけとなり、スポーツ界に徐々に浸透していくこととなったのです。

筋肉増強のみではなく、競技の質を上げるために、多くの選手たちがアナボリックステロイドに注目し始めたと言います。

しかし、副作用が出る可能性が高く、選手の健康が害されることや競技の公平さに欠けることが要因となり、使用中止となったのです。

ベンジョンソンドーピング事件

世界最速の男と言われたベンジョンソンが、アナボリックステロイドの使用によって、金メダルをはく奪された事件をご存知でしょうか?

去る1988年、ソウルオリンピックの陸上100m決勝。ベンジョンソンは、9秒79という驚異のタイムを叩きだして、見事に世界新記録での金メダルを獲得したのです。

しかし、競技後の検査でアナボリックステロイドの使用が発覚し、記録抹消・金メダルはく奪という結果になってしまいました。

ちなみにベンジョンソンのドーピング事件にはライバルによる陰謀説など諸説あり、その真相は明らかになっていないのです。

もちろん現在でも、アナボリックステロイドはドーピング薬剤の1つとして、オリンピックやプロスポーツ界では使用を禁止されています。筋肉増強剤の使用を防ぐために、大会運営側がさまざまなドーピング検査を選手たちに課しているのです。

アクションスターのアナボリックステロイド使用

アクションスターとして名高いシルベスター・スタローンや伝説のボディビルダーであり数々の代表作品を持つ映画スターであるアーノルド・シュワルツェネッガー。彼らの肉体は、年齢を全く感じさせない筋肉のハリと迫力、ボリュームがありますよね。

アクションスターとしてのプライドを、肉体から強く感じることができます。彼らの驚異的な筋肉や肉体もアナボリックステロイドの使用によって、作り上げられたものと言われております。

アーノルド・シュワルツェネッガーに関しては、自身が書いた本の中で、アナボリックステロイドを16歳から使用していたと告白しているので、間違いないでしょう。

アナボリックステロイドの驚異的な筋肉増強効果

今一度、シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーの強靭な肉体を思い出してください。加齢による衰えを一切感じさせないどころか、一般的な人の筋肉と比較しても、明らかに厚みや筋肉量に違いがありますよね。

実はアナボリックステロイドの使用によって作り出された筋肉には、トレーニングで備わった筋肉には見られないある特徴があるのです。

アナボリックステロイドによって筋肉はこうなる!

まずアナボリックステロイドによって作られた筋肉は、丸みを帯びているという特徴があります。純粋にトレーニングのみで割れた腹筋は、1つ1つの筋肉がやや角ばる傾向がありますが、アナボリックステロイド使用の筋肉は丸く膨らんでいる印象を受けます。

またアナボリックステロイドを使うと、人間の背中の一番表側にある筋肉「僧帽筋」が短期間で発達して、盛り上がってくるという特徴もあります。

通常の20倍の筋肉増強効果

アナボリックステロイドを、健康な男性に20週間投与するというアメリカの研究がありました。

この研究で、テストステロン・エナンセートというステロイドを低投与したグループと600mg投与したグループを比較したところ、後者に20倍以上の筋肥大が見られたというのです。

人間が筋肉増強のために1年間必死にトレーニングしても、筋肉量は2~3キロしか増えていきませんが、アナボリックステロイドを服用すると、どうなったのでしょうか。わずか20週間で、筋肉量が8.9kgも増えたというのです。

出典:アメリカ生理学会「APS」
http://ajpendo.physiology.org/content/284/1/E120

驚異的な数字

驚異的な数字の背景には、アナボリックステロイドが持っている蛋白同化作用と、たんぱく質を筋肉へと変える性質がダブルで働いていることが関係しています。

アナボリックステロイドを飲むだけで、勝手に筋肉増加が期待できるのです。しかし、筋肉増強効果をより高めたいのであれば、アナボリックステロイドの服用だけではなく、筋トレもプラスして行うことをおすすめします。

アナボリックステロイドは危険なのか?

ハッキリ申し上げて、アナボリックステロイドは副作用が出やすい薬として分類されます。プロスポーツ界でも使用が禁止されているのは、精神や肉体に及ぼす影響があることがわかっているからでしょう。

精神的な副作用ではうつ状態になる・イライラが止まらないなどが代表例です。さらに高血圧・肝機能障害・発がん作用・前立腺肥大などの肉体的な副作用が起きるリスクが高まってしまいます。

水準をはるかに超えた筋肉量と強靭な肉体を手に入れる代わりに、健康という最も大切なものを失ってしまう可能性が高くなるわけですから、アナボリックステロイドの使用には注意が必要です。

ただし、アナボリックステロイドの服用を中止すると、肝臓の数値も回復し、健康に支障は出ることも少なくなるという研究結果もありますから、「使うと死を招く」「一度でも使えば、身体がボロボロになる」というよく見かける表現は、大げさと言えるでしょう。

シルベスター・スタローンもアーノルド・シュワルツェネッガーも、アナボリックステロイドを使用した上で年齢を重ねた今でも、スターとして活躍されているわけですからね。

出典:ドイツ医療関連出版「Thieme」
https://www.thieme-connect.de/DOI/DOI?10.1055/s-2007-972873

最後に

アナボリックステロイドには副作用があり、使用を誤ると危険と考えます。ですが、使用量を守り、ちゃんとケア剤を利用すれば、通常では得る事が出来ない筋肉量を得られる可能性があります。

この記事において、少しでもアナボリックステロイドの魅力と怖さが伝える事が出来れば幸いです。

皆さんの筋肉ライフが綺麗で健康でありますように BHL.